春の足音---- もてなしの心を伝える小さなブーケ

暖かな風が吹き始め街で色とりどりの草花を目にする季節になりましたね。今月は、春の華やぎを取り入れたおもてなしのためのアレンジメントです。

佐々木紀江
東京在住。日本フラワーデザイナー協会講師資格取得。佐賀新聞文化講座講師。個人教室開設。RKB毎日放送、サガテレビの情報番組にフラワーアレンジメントを提供。

 今月は普段のお料理やお菓子、茶器などの中、側にお花を添えて、もてなしの場の雰囲気を特別にするアレンジメントです。忙しいときでもわずかな時間でできますので、お子さんの誕生日会や、お客様をお招きする際などにおもてなしの気持ちをさりげなく伝えてみましょう。
 今回は卵の殻を花器にして、中に水を入れていますが、最後はお弁当のしきりに使うバランや、お菓子を包むアルミホイルなどでブーケの茎を包み、おみやげとして差し上げても喜ばれると思います。
 このアレンジメントは、花材も少なく丈も短いものを使うので、スプレータイプのバラや、カーネンション、マトリカリアなどを枝分けして、ところどころにバランスよく配置していきましょう。庭に咲いている季節の花や葉をあしらうのも素敵です。また、卵の殻にアクリル絵の具で好みのペイントをしたり、ラッピング材を使ってみても、楽しいものに仕上がります。
 今回のように食べ物の側に花材を飾る場合は、食べることのできるハーブや花、葉も水洗いをする必要があります。ただ、水をそのまま当てると花びらが取れたりしてしまうので、水を張ったボウルに花をつけて洗うようにしましょう。



撮影◎インプレス 鈴木雅之

【レンズの視点から】
最近はガーデニングがブームなどともいわれますが、各自で思い思いの草木を育て、手入れをしていくのはとても楽しいことですね。今月のテーマは春の足音、それぞれの庭にも春の兆しが見えてくるころと思います。今回は庭で育てた花も使えるアレンジということで、庭に差し込む明るい日差しとテーブルに飾られた春らしい花をレンズに納めてみました。