茨木くみ子の
ノンオイル&ノンバターで作る愛情レシピ

いよいよ12月。クリスマス、忘年会など
人が集まるイベントが盛りだくさんな年末は、
みんなで取り分けられる大皿料理でもてなしましょう。
今回は、クリスマスを彩るケーキと
華やかなサラダのレシピを紹介します。

いばらき・くみこ
健康料理創作家、茨木クッキングスタジオ主宰。保健師の経験を活かし、油脂分を使わない料理の創作活動を行っている。パンと焼き菓子の専門店『ノンノンの国』も自由ヶ丘にて展開。著書に『ノンオイル、ノンバターで作る体にやさしい料理』(グラフ社)など多数。

フランスの伝統的なクリスマスケーキ
ブッシュドノエル
(1/8切 155kcal)

■材料(1個分)
【スポンジ生地】
卵……2個
砂糖……40g
薄力粉(国産)……40g
ココア(無糖)……10g
牛乳……大さじ1

【ココアカスタード】
卵黄……1個分
砂糖……50g
薄力粉(国産)……大さじ1
ココア(無糖)……10g
牛乳……200cc
ラム酒、バニラオイル ※
 ……各少々
※バニラエッセンスでも代用可。

【ココアクリーム】
粉砂糖……40g
ココア(無糖)……20g
コンデンスミルク……大さじ3〜4
ラム酒……少々

【仕上げ用】
ココア、粉砂糖……各適量

●作り方
1.
スポンジ生地をつくる。ボウルに卵と砂糖を入れ、ハンドミキサーで泡立てる。
  生地を持ちあげるとポタッと落ちる程度になったら、泡立て器で軽く混ぜ、きめを整える。
2. ココアは薄力粉と一緒にふるっておく。
3. (1)に(2)を一度に加え、ゴムべらなどでさっくりと混ぜ合わせる。
  牛乳を加え、底から大きく生地を返して粉が出なければOK。
4. 25cm×31cmのバットにクッキングペーパーを敷いて生地を流し入れる。
  表面をカードなどで平らにしたら、180度に熱したオーブンで8分焼く。
5. 焼きあがったら型から出し、生地を冷ます。バットなどをかぶせるとよい。
6. ココアカスタードをつくる。ボウルに卵黄、砂糖、ココアを混ぜた薄力粉と牛乳を注ぎ入れ、
  泡立て器でよく混ぜる。
7. (6)に残りの牛乳を加えてさらに混ぜた後、こしながら鍋に入れる。
8. ゴムべらなどでしっかり混ぜながら中火にかける。
  鍋の中心まで大きな泡がたってきたら火を止めてボウルに移し、ラム酒とバニラを加える。
9. (5)の生地からペーパーをはずして別の紙にのせ、片端を斜めに切り落とす。
  生地を巻きやすくするため、反対側の端に数本切り込みを入れてから一面に(8)を塗る。
10. 切り込みを入れた方から巻いて筒状にしたら、片側3cmくらいを切り落とす。
  それを斜めに切って大きい方を本体の上にのせ、爪楊枝で刺して固定する。
11. ココアクリームをつくる。ボウルに材料を入れて混ぜ、最後にラム酒を加えて香りづけをする。
12. (10)に残りのココアカスタードを塗り、(11)を薪の模様に塗っていく。
  仕上げにココアと粉砂糖をまぶし、お好みでオーナメントを飾る。


梅の酸味とプリンとした食感が新鮮
ひんやりゼリーサラダ
(75kcal)

■材料(4人分)
オクラ……8本
トマト……1個
玉ねぎ……1/2個
スモークサーモン……50g
サラダ菜……適量
塩(塩ゆで用)……少々

【ゼリーソース】
粉ゼラチン……10g
冷水……大さじ2
熱湯……300mg
削りがつお……1パック(5g)
しょうゆ……大さじ1
塩……小さじ1
砂糖……大さじ2と1/2
梅干し……1個

●作り方
1. ゼリーソースをつくる。粉ゼラチンを冷水でふやかしておき、
  削りがつおを入れた茶こしを通して熱湯を注ぎ、よく混ぜて粉ゼラチンを完全に溶かす。
2. 調味料と種を除いて刻んだ梅干しを(1)に加え混ぜ、冷蔵庫で冷やし固める。
3. オクラは塩ゆでし、少量を小口切り、残りは斜め2つに切る。
  玉ねぎは千切りにして水にさらし、トマトは1cm角程度に切る。
4. スモークサーモンは端に切れ目を入れ、(3)の玉ねぎを芯にして巻き、花の形にする。
5. サラダ菜は一口大にちぎり、水につけてシャキッとさせる。
6. 皿に(5)を敷いて(3)と(4)を盛り合わせ、(2)のソースをスプーンなどで細かく崩してかける。


【今月の箸休め】

お酒を飲むと太る?

 お酒をいただくときの心がけは、つまみを食べ過ぎず、穀物をきちんと食べること。「ただでさえ高カロリーのお酒を飲んでいるのだから、ごはんは控えなきゃ」という考えは要注意です。穀物はアルコールの解毒処理を助ける働きをするため、体への負担を和らげる作用があるので、しっかり食べた方がよいのです。つまみばかりでは、満腹感がないために食べ過ぎ、余計なあぶらを摂ってしまいます。また酔ってくると自制心がなくなり、いつまでもダラダラ食べる傾向もみられます。この行為が、肥満の引き金となり得ます。
 お酒の席での食事は、ちょっとした気遣いが必要です。自身の体と相談しながら、健康を害さない程度に楽しみましょう。