春の便り---- 季節の彩りを大切な人に届ける

花束をもらうとどこか気持ちが華やぐもの。
最終回の今回は季節の花をアレンジして作る
飾り枠がアクセントになった花束です。

佐々木紀江
東京在住。日本フラワーデザイナー協会講師資格取得。佐賀新聞文化講座講師。個人教室開設。RKB毎日放送、サガテレビの情報番組にフラワーアレンジメントを提供。

 今月は枝を組んだ枠の中に花材を生け、少しの花材でボリュームとより自然な雰囲気を出せる花束を作ります。お祝い事などに際してお花を贈るとき、季節を感じる花材を自分流にアレンジしたもので気持ちを伝えることがでいれば素敵ですね。
 今回のアレンジメントは枠組み作りからスタート。つる性の流木、漂白した枝など、イメージする形にあった枝で好みの形の枠を決め、枝と枝が重なる所をヒモやワイヤーで留めていきます。このとき、長さのある太めのワイヤーをU字型にしたものを何本か通して枠ごと花を持てるように足をつけるようにします。
 花材はでき上がった枠の足部分を持ちスパイラルで組んでいきますが、飾る場所に合わせてでき上がりのサイズを枠の枝の長さで変えることができるので、小さなものから大きく豪華なものまでバリエーション豊かに作ることができます。
 季節感を出すには枠となる枝に布や刺繍糸、毛糸などを巻き付けたり、葉やドライフラワーの実などを付けてみてください。ポイントとしては花材は葉や茎の整理をしてから花束を作ること。水の浸かる茎の部分は水の腐敗を防ぐために花や葉を取り除くようにしてください。
 このコーナーは今回が最終回です。これまでのアレンジを参考にこれからも季節の花を自分なりに楽しんでくださいね。


撮影◎インプレス 鈴木雅之