茨木くみ子の
ノンオイル&ノンバターで作る愛情レシピ

家のなかにこもりきりになりがちな梅雨の時期は、
時間と手間をかけて
とびきりのデザート作りに挑戦する絶好のチャンス。
愛情たっぷりの焼き菓子で、
家族や友達と楽しいティータイムにしませんか。

いばらき・くみこ
健康料理創作家、茨木クッキングスタジオ主宰。保健師の経験を活かし、油脂分を使わない料理の創作活動を行っている。パンと焼き菓子の専門店『ノンノンの国』も自由ヶ丘にて展開。著書に『ノンオイル、ノンバターで作る体にやさしい料理』(グラフ社)など多数。

低カロリーの
手作りチーズが醸し出すコク

ベイクドチーズケーキ
(1/8切 109kcal)

■材料(1ホール)
プレーンヨーグルト
 ……(脱水して)200g
卵黄……2個分
砂糖……25g
牛乳……25cc
コンデンスミルク……20g
薄力粉(国産)……30g
レモン汁……大さじ1
レーズン……大さじ2

【メレンゲ】
卵白……2個分
砂糖……25g

●作り方
1.
レーズンはラム酒(記載外)、またはぬるま湯につけてもどしておく。
2. 脱水したヨーグルトをボウルに入れ、卵黄と砂糖を加えてなめらかになるまで混ぜる。
  牛乳とコンデンスミルクを注ぎ入れ、全体をよく混ぜる。
3. 別のボウルに、卵白と砂糖を入れてしっかりと泡立て、メレンゲを作る。
4. (2)に薄力粉を一度に加えて、こねないよう、ゴムべらなどでさっくりと混ぜ合わせ、
  (3)のメレンゲを2〜3回に分けて加える。
5. (4)にレモン汁を加える。ゴムべらでボウルの底から生地を返し、
  粉が残っていなければOK。
6. (1)のレーズンの汁気をふき、ケーキ型の底に散らす。
  (5)を流し入れてから、型を静かに揺すって表面を平らにする。
7. 型をのせた天板に湯をたっぷり注ぐ。
  160度に熱したオーブンで40分ほど蒸し焼きに。
  途中で湯がなくなったら、足しながら焼く。

ここがポイント!
ヨーグルトは
ひと晩かけてしっかり脱水!

ボウルを受けたざるを準備し、キッチンペーパーにヨーグルト500gを流し入れて、 ざるに置く。
冷蔵庫でひと晩水抜きをし、200gにする。

ふんわり卵のなめらかな口あたり
ベイクドカスタード
(96kcal)

■材料(8個分)
【A】
牛乳……360cc
砂糖……30g
【B】
卵黄……3個分
砂糖……30g

【カラメルソース】
砂糖……25g
水……大さじ1
湯……大さじ3

●作り方
1. 鍋に【A】を入れて弱火で温め、混ぜながら砂糖を溶かす。
2. ボウルに【B】を入れ、泡立て器で白っぽくなるまですり混ぜたら【A】を注ぎ入れる。
3. (2)をよく混ぜたら一度こし、型に流し入れる。
  天板に並べてから周りに湯をたっぷりと注ぎ、160度に熱したオーブンで
  35分程度蒸し焼きにする。
4. カラメルソースを作る。小鍋に砂糖と水を入れて強火にかけ、
  ときどき揺すりながら、焦げ色がついて煙が出てきたら湯を加える。
  弱火にして手早く鍋を回しながら、ゆるめのカラメルに仕上げ、
  焼き上がったら(3)にかける。


【今月の箸休め】

体に必要なコレステロール

 コレステロールとは、健康をおびやかすものとしてのイメージが強いかもしれませんが、細胞膜やホルモン、骨の形成などになくてはならないものです。しかし、とりすぎると動脈硬化や高血圧を引き起こす恐れがあるため、多少の注意も必要です。
 本来チーズケーキに使用するクリームチーズは、ヨーグルトの10倍近くのコレステロールと脂肪を含みます。ケーキにすると食べやすくなるためついとりすぎになりがちですが、ヨーグルトで作れば低カロリーでヘルシー。おすすめです。