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日本ではあまりなじみのないイースターですが、これはキリストがゴルゴダの丘で十字架にかけられた後、3日後に復活したことをお祝いするお祭りです。
毎年、春分の後の最初の満月、その後はじめての日曜日が復活祭に当たります。
日本ではちょうど百花繚乱、最も美しい春を迎えるころです。
このころは近所の桜も競い合うように花開きますが、私はどちらかというとその最盛の一歩手前を毎年楽しんでいます。
自宅のあるマンション前の下り坂は美しい桜並木であり、春夏秋冬日々目にしている風景なのですが、毎年2月下旬くらいから刻々と変化を遂げていきます。
真冬には日本画に描かれているような黒味の濃い勇ましさを感じさせる幹が、春の日差しを感じるころになると、黄味とも白味とも、霞の如く柔らかなやさしい様相へと変わっていきます。
その光景は数週間後に訪れる満開の季節を予感させてくれるものであり、この開花への長い準備期間があるからこそ、懸命に花をつけるわずかな時間がよりいっそう美しく感じられるのでしょう。
マイナス部分が多ければ多いほど、プラス部分へともっていくには大きなパワーが必要です。しかし、その分転化させたときの喜びは大きいもの。
私もこれまで、なにかもめごとが起こったときは“決着点”へ向けてすべてのパワーをフル回転させて解決に当たりました。いま思うと、この過程に一つの楽しさがあったような気がします。
復活へ向けてのチャージをどう過ごすのか、咲くとき以上にその過程こそがきっと大切なことなのでしょう。
キリストの復活は人々の希望でした。諦めるのはいとも簡単なことです。
春は入学、入社など新しい季節のはじまりです。スタートの季節であるこの春。たとえマイナスからの出発であっても、自分の底力を信じて進みたいですね。
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