減量&体調回復に効果的!
サンマとゴボウのお酢煮

気候が不順な頃、「食欲がない」「疲れがとれない」という人も多いのでは。
季節の変わり目は体調を崩しやすいものです。
今回は体調不良も改善するダイエットレシピをご紹介。
旬の食材を使ったメニューで、疲れを吹き飛ばしましょう。
浜内千波 はまうち・ちなみ
徳島県生まれ。大阪成蹊女子短期大学栄養課卒業後、OLを経て岡松料理研究所へ入所。90kgあった体重をヘルシーな食事で落とした経験があり、健康的なダイエットのエキスパート。「とにかく楽しく、料理をいろんな視点で考える」ことをモットーに活動している。

 秋を代表する味覚、サンマ。脂の乗った身に、大根おろしを乗せていただく味は、秋ならではの楽しみです。このサンマは、ビタミンA、B12、をはじめとした栄養を豊富に含み、疲労回復はもちろん、ダイエットにも役立つすぐれた食材。だから、定番の塩焼きや刺身だけでなく、もっと積極的に楽しめたらとの思いで考えたのが、この「酢」で煮るレシピです。
 ポイントは、みりんの代わりに玉ねぎを使うこと。通常の煮物で使うみりんは大さじ1杯で43キロカロリーにも!でも、今回のように玉ねぎを使えば、カロリーは1/3以下に抑えることができます。また、体にやさしい「酢」を使って煮込むので、魚臭さも気にならず、上品でさっぱりとした仕上がりに。お酢独特の香りは煮込んでいると揮発するので、気にならないと思います。ゴボウの食感とともに味わえば、体も心も元気になることうけあいの一品です。

■サンマ
【特徴】
日本近海で取れるサンマ。落語のお題になるほど、日本人には馴染みの深い魚です。身がしまって脂が乗っている、10〜11月が旬。手頃な値段で流通していますが、栄養は驚くほど豊富で、毎日の食卓に積極的に取り入れたい健康食材です。

【栄養素】
ビタミンA、B12をはじめ、カルシウム、鉄分などの栄養だけでなく、不飽和脂肪酸であるDHAやEPAを豊富に含み、コレステロール値を下げる働きも。さらに新陳代謝をアップするというタウリンも含んでいるため、ダイエット効果も期待できます。

■ゴボウ
【特徴】
サンマと同様に、秋が旬のゴボウ。古くは中国で薬用として用いられていましたが、食べやすいよう、食材として改良が重ねられてきました。きんぴらなど、さっと炒めたり、汁物、煮物の具材料になったりと、主に和食で活躍します。

【栄養素】
ゴボウは食物繊維が豊富なことで知られています。特に水溶性食物繊維のイヌリン、不溶性食物繊維のヘミセルロースなどは、消化吸収されず、胃や腸をきれいに掃除して、便通を促進。また、動脈硬化予防にも効果的と言われています。


今月のレシピ
サンマとゴボウのお酢煮

■材料(4人分)
サンマ……2尾
ゴボウ……1本
玉ねぎ……中1/2個
ショウガ……1かけ
酢……1/2カップ
醤油……大さじ2杯
水……1/2カップ
山椒……適量

●作り方
1. サンマは包丁の背で軽くうろこを取り、4センチ程度の筒切りにして熱湯で洗い、水でしっかり汚れを取る。
2. ゴボウは泥を落とした後、包丁の背で軽くたたき、一口大に切って、水にさらす。
  玉ねぎは繊維にそって薄切りにする。
3. 玉ねぎのスライスの上に、サンマを並べて、水と調味料を入れ、中火でひと煮立ちさせる。
4. (2)のゴボウとショウガの千切りを加えて、落としぶたをし、煮汁が少なくなるまで煮込む。
5. 山椒を添えてできあがり。

(1人分/206kcal)

料理のポイント
甘さと風味付けには、みりんではなく玉ねぎを使用。うま味と甘みを両立しつつ、しかもカロリーオフ! 調味料を加えて中火で加熱します。焦げやすいショウガは沸騰後に加えれば、失敗もありません。
 

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