相性バッチリの2品でおいしさ3倍
かつおとアスパラガスの照り焼き風

風と光が気持ち良い5月。「目には青葉山郭公初松魚」の季節です。
今回は、元気の出るかつおとアスパラガスの料理を作ってみましょう。おいしくて、栄養たっぷりの旬の料理です。
浜内千波 はまうち・ちなみ
徳島県生まれ。大阪成蹊女子短期大学栄養課卒業後、OLを経て岡松料理研究所へ入所。90kgあった体重をヘルシーな食事で落とした経験があり、健康的なダイエットのエキスパート。「とにかく楽しく、料理をいろんな視点で考える」ことをモットーに活動している。

 春になると黒潮にのって日本にやってくる「初がつお」。この時期のかつおは、まだ脂は乗っていませんが、たんぱく質やビタミンB1を多く含んでいます。少量のにんにくと一緒に食べるとすぐエネルギーに代わるのが特徴。土佐(高知県)のかつおの食べ方がまさしくそうですね。
 また、鉄分もたっぷりなので貧血気味な方には血合いが、特におすすめ。この時期の血合いはあまり臭みがないので、ぜひ料理に取り入れてください。
 また、アスパラガスは春から初夏にかけてが旬。アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、新陳代謝を活発にして疲労回復に効果的です。
 今月のレシピは、栄養たっぷりのかつおと、柔らかくうま味のあるアスパラガスを合わせた一品です。かつおの良質なたんぱく質とアスパラガスのアスパラギン酸が一緒になって、おいしさもアップ。ぜひ試してみてください。

■アスパラガス 
【保存方法】
残ったときは立てて保存を。日をおくと硬くなるので、硬めにゆでて、保存袋に入れて冷蔵庫へ。

【旬】
春から初夏。最近は輸入物が季節を問わず入荷されている。

【栄養素】
ビタミンC、ビタミンA(カロチン)、ビタミンE、アスパラギン酸というアミノ酸。

【特長】
まっすぐで、茎が太くしっかりしているものを選ぶ。長さ26cm程度のものが甘くておいしい。

■かつお 
【保存方法】
痛みが早いので、空気に触れないように密閉し、早めに食べきること。

【旬】
春から初夏にかけての「初がつお」と秋の「戻りがつお」がある。

【栄養素】
ビタミンD、ナイアシン、鉄、ビタミンB1。

【特長】
一尾のものは体が大きく、縞模様がはっきりしているもの。切り身なら鮮やかな赤紅色で表面が油光りしていないものを選ぶ。


今月のレシピ
かつおとアスパラガスの照り焼き風

■材料
かつお……1節
アスパラガス……1束
醤油……大さじ3
みりん……大さじ3
酒……大さじ3
しょうが汁……小さじ1
ごま油……大さじ1

●作り方
1. アスパラガスは硬い部分は皮をむき、一口大に切り、熱湯に塩を1%入れてサッとゆでて、ざるにあげる。
2. かつおは一口大に切り、フライパンにごま油を入れてこんがり焼く。
3. 一度取り出し、醤油、みりん、酒を入れてひと煮たちさせ、少しとろみが付いたらかつおを戻し、しょうが汁を回し入れて火を止める。
4. アスパラガスと一緒に盛り合わせる。

(1人分/184kcal)
料理のポイント
アスパラガスに限らず野菜をゆでる時は、水に対して1%の塩を入れます(1リットルの水だと10g)。塩を入れることによって繊維を柔らかくし、野菜の色も鮮やかな色になります。
 

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