口に入れた時の軽さにうれしい驚き
米粉を使ってシフォンケーキ

 シフォンと聞くと、ごく薄い絹のスカーフを思い出す人も多いのではないでしょうか。このお菓子は空気をたっぷり取り込んで焼き上げ、その軽い食感から名付けられています。
 大量のメレンゲと少しの油がふんわり感の要です。さらに今回は小麦粉の替わりに米粉を用いて、しっとりした舌触りとのど越しも加わりました。お好みでホイップクリームやジャム、フルーツなどを添えてみてはいかがですか。
料理は材料選びから
安全な「おいしい」を目指しましょう


 家庭で食事を作り、食べることの利点の一つは、材料が何かを自分が知っていることだと思います。今回招介したシフォンケーキはとてもシンプルなお菓子です。だからこそ、素材一つひとつの味がストレートに出てしまうので、材料の吟味が大切になります。 これはお料理にも言えることです。安全でおいしいものを作り、食卓に並べることは、家族の幸せであり笑顔のもとになりますよね。安心・安全な材料の知識を持ち、普段から食材に関する情報にアンテナを張ることが大切です。そして保存方法にも気を配ることを忘れずに。

今月のレシピ
米粉のシフォンケーキ

■材料(直径20cmのシフォン型)

卵黄……4個分
グラニュー糖……70g
サラダ油……60cc(大さじ4)
バニラピーンズ……1本
バニラエクストラ……小さじ1杯
(なければバニラエッセンス3〜4滴)
水……95cc

【A】 薄力粉……65g
    米粉……65g

【B】 卵白……7個分
    塩……少々
    グラニュー糖……70g
    クリームオブタータ……小さじ1/3杯
    (なければ省いてもOK)

粉糖……適量

●作り方
1. ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて、白っぽくなるまで泡だて器でよくすり混ぜる(写真a)。
  バニラピーンズを縦に割り、種をこそぎ取るようにして加えて(写真b)さらに混ぜる。
 

2. (1)にサラダ油を注ぎ、よく混ぜて乳化させる(全体が均一になめらかになるように)。
  そこにバニラエクストラと水を加えてよく混ぜる。

3. 【A】をふるい合わせてから、(2)にふるい入れ、泡だて器で全体が均一になるように、
  中央からやさしく混ぜる。(写真c)
 

4. 別のボウルに【B】を合わせ、ハンドミキサーで混ぜて柔らかめのメレンゲを作る。
 (泡だて器の中にメレンゲがたまり、ぽたりと落ちるくらい)(写真d)
 
  
5. (3)に(4)1/3量を加え、泡だて器で全体になじませてから、残りの(4)を加え、
  ヘラで底のはうから大きく切るように混ぜる(写真e)。ボウルも回しながら混ぜるとよい。
 

6. 生地が全体に均一になったら、型に流し込む。高いところから一カ所に流し込み(写真f)、
  流し終わったら、底をトントンと台に10回ほどたたきつけ、平らにする。
 

7. 170度に熟したオーブンに(6)を入れ、40〜45分焼く。
  焼き上がったらすぐに型ごと逆さにして、そのまま冷ます(写真g)。
  パレットナイフなどで上面を平らにし、側面をはがしてから、型からはずす。
  最後に下の部分もはがして、ひっくり返す。
 

藤野 真紀子 ふじの・まきこ
東京生まれ。衆議院議員。アメリカやパリで料理やお菓子作りを学ぶ。現在、「マキコフーズ・ステユディオ」を主宰し、料理研究家としても雑誌・TVなどをはじめ幅広く活躍中。家族の健康を担うために大切な「食育活動」を全国各地で積極的に行っている。
アシスタント
田中 博子
たなか・ひろこ
洋菓子研究家。福岡の中村調理師専門学校卒業後、横浜の菓子店で働く。その後、藤野先生の元でアシスタントを務めた後、渡仏。アルザス地方にて修業。現在、東京と福岡を中心にお菓子教室を開催。


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