さっくりシューに生クリームをたっぷりと
シュークリーム

 シュークリームは作るのが難しそうと思われがちですが、コツさえつかめば、失敗も少ないお菓子です。ふっくらとした形に膨らませるポイントは、シュー生地に加える卵の量と焼き時間です。
 今回は手軽に作れるよう、カスタードではなく、生クリームにしました。さっくりとしたシューの中にたっぷりの生クリーム。ティータイムのおやつにぴったりです。
子供たちの「孤食問題」を解決していきたい

 今も昔もシュークリームは子供が大好きなお菓子ですよね。ただ、最近は生活習慣の変化で、子供と食をめぐる状況は、決して良いことばかりではありません。
 今は子供がたった一人でご飯を食べている「孤食」の問題があります。一人ぼっちのご飯や一家団らんのない食卓は、子供たちの心の形成に大きな影響を与えます。私も、お菓子教室と食育活動を通して、家族との絆を深めながら、食の大切さを楽しく子供たちに知ってもらえればと思っています。

今月のレシピ
シュークリーム

■材料(直径6cmのシュー約15個)

【A】 水……65cc
    牛乳……65cc
    バター……65g
    塩……2g

薄力粉……65g
卵……2個〜2個半
生クリーム……適量
グラニュー糖……生クリームの1割

■下準備
・薄力粉はふるっておく
・卵は溶きほぐす
・バターは室温に置いて、ナイフなどで角切りにする

●作り方
1. 厚手の鍋に【A】を入れて、火にかける(写真a)。
  バターが完全に溶けて、沸騰したら火からはずし、薄力粉を一気に加える。(写真b)
 

2. 木べらで手早く混ぜて、ツルンとしたひと固まりにし、ボウルに移す。(写真c)


3. 溶きほぐした卵の1/3を加えてよく混ぜ合わせ、残りの1/2を加える。
  生地の固さの具合を見ながら、少しずつ卵を加える(写真d)。残った液卵はつや出し用に。


4. 直径14mmの口金を付けた絞り出し袋に(3)を入れる。
  オーブンペーパーを敷いた天板の上に直径4cmの円になるように絞る(写真e)。
  残りの卵をハケで薄く塗り(写真f)、水でぬらしたフォークの先で生地の表面を押さえる。(写真g)
  

5. 250度に熟したオーブンに入れて、ドアを閉めたら220度に下げて10分、
  170〜180度に下げて、さらに20分〜30分焼く。焼き上がったらケーキクーラーで冷ます。

6. シューの上1/3のところを切り、生クリームはホイップして絞り出し袋に入れ、シューに絞り入れて完成。

ワンポイントアドバイス

卵は一気に入れると混ざりにくいので、3〜4回に分けて加えましょう。生地は、指先ですくった時に先がおじぎするぐらいの固さが理想的です。

藤野 真紀子 ふじの・まきこ
東京生まれ。衆議院議員。アメリカやパリで料理やお菓子作りを学ぶ。現在、「マキコフーズ・ステユディオ」を主宰し、料理研究家としても雑誌・TVなどをはじめ幅広く活躍中。家族の健康を担うために大切な「食育活動」を全国各地で積極的に行っている。
アシスタント
田中 博子
たなか・ひろこ
洋菓子研究家。福岡の中村調理師専門学校卒業後、横浜の菓子店で働く。その後、藤野先生の元でアシスタントを務めた後、渡仏。アルザス地方にて修業。現在、東京と福岡を中心にお菓子教室を開催。


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