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最近の政局について
依然として日本の経済状況が思わしくない状況であるにもかかわらず、経済政策を横に置いて、鈴木宗男、加藤紘一、辻元清美と個人的スキャンダルが新聞のトップニュースになっています。こうした状況の中で政局は泥仕合を繰り広げている。これでは政治への信頼が出てくるはずがありません。政治が信頼されなければ、さらには行政が信頼されず、経済政策はうまくいくはずがないのです。
日本の経済政策がうまくいかないことが、世界の経済に与える影響が大きいということが判っていながら、こういう状況を続けていることは誠に残念なことだと思います。これが以前の自民党であれば、良くも悪くもこういう状況の時は誰かが出てきて「挙党一致でやろうじゃないか」と、あるいは「挙国一致でやろうじゃないか」「今や日本の国は結束が大事なんだ」ということを言う人が必ずいたと思います。
ところが小泉さんは、非常に考え方の鋭角な人で「協力体制」とか「挙党一致」とか「一致団結」とかいうことを自分からは言わない。「ダメなら自民党をぶっ壊してもやる」とか、どうも単独行動が多くて、なかなか求心力が出てこないことが心配です。そうして求心力が出てこないだけでなく、みんなが好き勝手なことを言う。みんなでがまんをしないで好き勝手なことを言いながら「あいつが悪い」「こいつが悪い」ということを言い合っていて、はたしていいのでしょうか。
マスコミは何か言うと「フタをしてしまうんじゃないか」「これでおしまいにしちゃうんじゃないか」などと言いますが、もちろんフタをするという意図があるのではなく、いま大事なことは「まず経済を建て直す」ことなくして日本の将来は考えられない、というプライオリティーを考えて議論し、作業をするのが政治の一番大切なところであり、プライオリティーの高い低いと関係なしに、ただ面白いか、面白くないかという観点で議論していてはいけないということを考え、私は「いま結束が大事だ」ということを申し上げておきたいと思います。
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