軍縮議連会長に就任
新たな国際情勢に対応



 河野洋平元外相は10月10日、国際軍縮促進議員連盟(軍縮議連)の総会で会長に選出され就任しました。
 超党派の同議員連盟は故・宇都宮徳馬氏が自民党ハト派代議士としての長い経歴の後に昭和55年に無所属で参議院議員に当選し結成を呼びかけ、かつて三木武夫元首相、鈴木善幸元首相らが会長を務めました。
 鈴木恒夫事務局長に紹介され挨拶に立った河野新会長は「結成当初はソ連のアフガニスタン侵攻後の米ソ核戦争の危機が高まった時代で国連軍縮特別総会に代表を送るなど活動も盛り上がりを見せたが、冷戦の終焉でやや開店休業状態が続いた。しかし今、インドとパキスタンが核戦争をするのではないかと言われたり、先制攻撃を否定しないアメリカの新しい戦略の採用で核戦略を巡る情勢が変化しており、再び軍縮問題にしっかり取り組むべき時が来た」と述べました。
 さらに河野代議士は「アメリカにはNPT(包括的核実験禁止条約)批准を粘り強く求めていかなければならないし、世界の指導者やジャーナリストも世代交代が進んでおり、広島・長崎の悲惨な経験を世界の新しい世代に伝えていくことが大事だ」と述べました。