世界陸上競技選手権大会

  
 今年11月5日モナコ公国で開かれた国際陸上競技連盟(1AAF )の評議員会で、大阪市が07年の世界陸上競技選手権大会の開催地に決まりました。
 日韓ワールドカップサッカーで世界中が盛り上がっていた今年六月。日本陸連の理事会で、07年世界陸上競技選手権大会の日本開催に向けて、立候補地を大阪市で承認し、国際陸連に申請しました。
 07年の誘致を目指していたライバル都市のベルリン、ブダペストに対して、日本陸連会長でもある河野洋平代議士は、元外務大臣の交友関係を大いに活かし、先方の駐日大使や外相に対して「07年の世界陸上は必ず日本でやる!」と強い意向を伝え、密かにボディブローを打ちまくりました。

 モナコでのプレゼンテーション当日、河野代議士は手術後のため飛行機での長距離移動が禁止されており、日本でその成り行きを見守りました。代わりに森喜朗前首相に友情出演を依頼し、IAAFグランプリのハンマー投げチャンピオンである室伏広治選手、日本陸連、大阪市が出席して、優れた競技運営能力、最先端の競技場、トップアスリートへの待遇や大会主催に要する知識と経験、陸上競技に対する国民の関心の高さなどをアピールしました。
 その結果、ライバルであった両都市は白旗を挙げ、07年の大阪市開催が決定しました。
 08年の北京五輪を控え、世界のトップアスリートが集結する07世界陸上大会の開催は、日本の競技力の向上と一層の国際化、陸上競技人口の裾野を広げる絶好の機会であり、大会の成功に向けて河野洋平代議士の更なる活躍が期待されます。
(東京 麓直樹)