「大宏池会」構想を否定


大勇会の例会に出席して挨拶(4月4日)

 2月28日の衆院懲罰委員会出席を手始めに、3月7日の深夜に及んだ平成14年度予算採決の本会議に出席するなど政治活動を一時再開した河野洋平代議士は、さっそく大勇会(河野グループ)の定例総会などの機会に、政局の動向に影響を与える鋭い発言を繰り出して存在感をアピールし、秋の本格復帰後の活躍への期待を高めました。
 3月上旬の政界は鈴木宗男議員の進退問題一色の気配がありましたが、河野代議士は14日の総会で「鈴木、加藤両氏には一日も早くけじめをつけてもらって政治に対する信頼を回復させなければならない」と発言し、鈴木議員問題の陰で加藤紘一代議士が政治資金管理団体の責任者の逮捕にもかかわらず進退を明らかにしていなかったことについて批判、同氏の離党に道筋をつけました。
 さらに20日の総会では、加藤氏の離党を受けて流されたかつての宮沢派である河野グループ、堀内派、旧加藤派の3派糾合を主張するいわゆる「大宏池会」構想について、自らの健康問題が背景にあると指摘した上で「派閥の数合わせによる旧態依然たる手法」「全く考えていない、意味がない」と明確に否定。堀内派の一部にあった「河野外し」と河野グループ取り込みの狙いを退けました。
 このことは「生体肝移植を受ける」というニュースとともに、政界では「再び首相を目指そうという河野さんの執念」と受け止められています。