若鳶会  小田原市南鴨宮 石井 保彦(40 歳)
 私が会長を務める小田原若鳶会は今年創立30周年を迎えました。120年の伝統を誇る小田原鳶職組合(高橋元治組合長)の下に後継者の指導育成を目的に結成されました。
 活動としては、まず本業である鳶職の技能向上ということがあり、神奈川県鳶工業連合会が主催する「足場」「解体」「地山・土留め」など20種以上の各種講習会に出席し、技能コンクールに参加しています。
 もう一つの活動の柱は、江戸時代から鳶職が消防と切っても切れない関係にあったことに由来する古式消防の伝統を継承する活動です。その面での精進の成果は、出初め式での演技や、北条五大祭りのパレード先頭に立っての「木遣り」、纏(まとい)振り込みなど披露の機会があります。
 神奈川県には神鳶連傘下に26団体と各地に鳶職組合がありますが、小田原は城下町の伝統があり、またお城が演技の背景としても誠に素晴らしいので他の地区の仲間からはうらやましがられています。
 河野先生とは一郎先生以来ご縁が深く、以前は新年会などに必ずご出席いただいていました。写真の右端の「市章銀纏」は昭和47年の若鳶会発足を記念して河野洋平先生の肝いりで製作したものです。
 30周年記念式典にもご出席いただく予定でしたが体調を崩されたとのことで心配していました。一日も早いご回復と益々のご活躍をお祈りします。(談)


若鳶会創立30周年式典にて。最前列着席の向かって右端が石井保彦会長。
右から4番目が高橋元治・小田原鳶職組合組合長(1月19日、ウィング小田原で)