信州大病院を退院
秋の活動再開に備える 顔色良く声にも張り



父の日、長女の治子さんを伴いにこやかに退院する河野代議士
(6月16日、信州大学附属病院で)


 河野洋平代議士は6月16日、生体肝移植手術を受けた信州大学医学部附属病院(長野県松本市)を退院し、秋口の政治活動再開に向けての準備に入りました。移植手術を受けての免疫抑制剤服用で感染症の危険が大きくなっているため、その量を減らす秋以降までしばらくは外出、面会を控えなければなりませんが、順調な回復ぶりに今後の活躍への期待が各方面で高まっています。
 16日正午過ぎに病院玄関に紺色のジャケット姿で現れた河野代議士は、顔色も良く、しっかりした足取りでした。報道陣から「元気ですか」と声をかけられると「体調は非常にいいです。こんなに気持ちがよいのは久しぶりです」と公衆の前で久しぶりに元気な肉声を聞かせました。
 4月16日から17日未明にかけての手術終了後、河野父子の回復はたいへん順調で、肝臓の3分の1を提供した長男の太郎代議士は連休明けの5月9日に退院。17日には国会に姿を見せ活動を再開しました。移植を受けた洋平代議士も、多くの生体肝移植を手がけた信州大病院にとっても極めて順調なケースとのことで、連休明けからは病院内を歩行したり、川口外務大臣など各方面と頻繁に電話連絡をとっていました。また、6月7日の大勇会のパーティーにはビデオメッセージを送るなど順調な回復ぶりを見せていました。
 この間5月半ばには『朝日新聞』に手術に至る経緯と成功後の所感を述べた投稿を行ったり、自らのホームページで、父親の健康を気遣う余りペンを滑らせた太郎代議士による「引退勧告」をきっぱり否定するといった場面もありましたが、傷の痛みもほとんど無く、2〜3か月と予定していた入院期間の最短期間での退院となりました。今後は東京の病院に定期的に通院して血液検査などで経過を見つつ、感染症に注意しながら体力の回復に努めることになります。
 なお河野代議士は退院にあたり「多くの方々から寄せられた温かい励ましに感謝いたします。感染症対策、移植医療の条件整備、先端医療技術の開発に切実な願いがあることを身にしみて知りました。今後は私に与えられた責任を果たすべく微力を尽くす覚悟です」などとするコメントを発表、今後の政治活動への意欲を示しました。