河野洋平 始動
10/28 出陣式


決意

 私は昨年4月、C型肝炎ウィルスによる肝臓病が悪化し、息子の太郎から肝臓の移植を受け九死に一生を得るという経験をしました。
 たくさんのチューブのささった入院生活と杖にすがった復帰に向けたリハビリの中で心に誓ったのは、健康を損なったり、経済的に困難な立場にある人の役に立とうということでした。
 私は天に与えられた新しい生命で、ゆらぎかけている平和外交路線を守り、福祉・環境・教育を重視した、それぞれの人にとって「この国に生まれて良かった」と思えるような、新しい日本の国づくりに、一身を捧げる決意をしたのです。

自由民主党第17選挙区支部
河野洋平後援会
選対本部事務所
[公示後は選挙事務所になります]




河野洋平出陣式のお知らせ !!


と き:10月28日(火)午後3時

ところ:湯本富士屋ホテル「コンベションホール」
 



経済の再生と安心の構築を
 長い間不況が続いた日本経済も、大都市・大企業が活気をとりもどし、企業が積極的な経営を目指すなど、再生への期待が見え始めています。この動きをもっと広げ、地方都市や地域経済にも景気の回復が実感できるようになるまでは、景気対策の手をゆるめることのないよう、予算規模も前年並みを維持していくといった経済政策をとっていく必要があります。
 一方で、国際的な競争力を維持していくために、自由な経済活動を促進する小泉内閣の「改革」路線を支持し、バイオや環境、情報通信など新しい成長が期待される分野の技術開発に力を入れていくことが重要です。
 少子高齢化で必要になっている年金など社会保障の制度見直しは、広く情報を公開し、国民の納得ずくで安心できる制度にしていく必要があります。5年ごとの見直し年にあたっている来年度の年金制度改正の後には「基礎年金部分を税でまかなうようにして、それ以上の部分を自助努力に任せる方式」「掛け金に比例して受け取るスウェーデン型」などへの、根本的な制度変更も選択肢に加えて国民の議論を深める必要があると考えます。
 将来の日本の成長力を担う若い世代を育てるため、家庭・学校・社会が連携し知育、徳育、体育のバランスのとれた教育で、優れた人材を育てていく必要があります。さらに若い人々の雇用を確保することで質の高い労働力を維持していかなければなりません。
 富士・箱根、丹沢を背景に、相模湾を前にした足柄平野・秦野盆地を中心とするこの地域には、豊かな自然と歴史・文化遺産、温泉があり、世界の玄関口に近いという海外からの集客への好条件に恵まれています。地域経済にプラスになる国際観光の振興に、すでに積極的に取り組んでいる小田原市はじめ県、各市町と力を合わせて参ります。また福祉、教育、環境さらには景観や治安の問題への取り組みに地域の力を活かす「まちづくり」を応援していきたいと考えております。

世界の平和と日本の安全のために
 一昨年の9月11日、ニューヨークなどで起きた同時多発テロは国際政治情勢を一変させました。私は当初から「暴力の連鎖を避けるため報復は思いとどまるべきだ」という意見でしたが、私の闘病中から事態はアフガニスタンへの軍事攻撃、国連安保理の承認を経ないイラク攻撃へと進みました。
 私は今年3月、自民党総裁経験者として意見を求められた際に「アメリカが国連決議のないイラク攻撃を行うのを、簡単に『支持する』と言うべきでない」と述べました。
 わが国の戦後これまでの発展の基礎は、民主的な政治制度、自由市場経済を基礎とする経済体制、それにアメリカとの安全保障面での協力にあったことは言うまでもありません。
 だからこそわが国は、アメリカに対して力を過信しての単独行動主義に走って事態を混乱させるのではなく、ヨーロッパ諸国をはじめとする国際社会や国連など国際機関と協調し、着実に主導権を発揮するよう強く助言していくことが必要であると考えます。
 その上で、テロ組織が育つ土壌となる世界の「貧困」や「教育の欠如」、あるいはテロの口実となるパレスチナ問題などの政治問題を解決することに、私たちが、日本自身の未来に関わる問題として取り組んでいくことこそ重要であると考えます。
 若い政治家の間には、力による問題解決に傾斜し、憲法の改正ないしは解釈変更を主張するなど、タカ派的、あるいは右寄りの威勢のいい意見が多く見受けられますが、私はそれは国家百年の計として賢明な選択なのか、極めて慎重に考えています。