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イスラム諸国大使を招く
アジア・中東重視の議長外交
河野洋平衆院議長は2月18日、衆院議長公邸にイスラム諸国会議構成国の各国大使30人あまりを招きレセプションを開催しました。自民党アジア・アフリカ研究会(AA研)の活動再開、アジア近隣諸国大使らとの会談など外交における「複眼的思考」の重要性を説く河野議長の動きは「アジア・中東に重点を置いた『議長外交』」(『朝日新聞』2月21日付)と注目を集めています。

自民党AA研総会で挨拶する河野議長
(2月3日、衆議院第2議員会館で)

イスラム諸国の大使と懇談(2月18日、議長公邸で)
アメリカによるイラク戦争開戦支持、戦火の収まらないイラクへの自衛隊派遣など小泉政権が「日米同盟」への傾斜を強める中、「国連重視を」「アジア近隣諸国、ヨーロッパにも充分な目配りをし、イスラム諸国との交流にも力を入れるべき」と複眼的思考による外交の重要性を訴える河野衆議院議長の積極的な動きが注目を集めています。
国会の議長は、しばしば各種議員連盟や外務省の内々の要請を受けて国際交流のレセプションなどを開催しますが、今回イスラム圏諸国の大使を招いたのは全く河野議長自身のイニシアチブによるものです。
イスラム諸国会議は中東の国々ばかりでなく、スーダンなどアフリカの国々、インドネシアなど東南アジアの国家もメンバーであり、世界人口のうち12億人をカバーしていると言われます。
河野議長は小泉総理に対し「イラクへの自衛隊派遣はあくまで平和目的である ことをアラビア語による国際衛星放送局に出演してイスラム圏諸国の人々に直接語りかけるべきだ」と強く助言し実現しましたが、議長自身も出来る範囲でイスラム圏との相互理解を進めようと考え今回のレセプションを開催しました。
また河野議長は各国の首相、外相らの表敬訪問を受けるだけでなく、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の議長を務める中国の王毅外務次官や韓国大使と意見交換するなど、積極的に政府の外交を補完する動きを見せています。
河野議長が会長を務める自民党AA研も2月3日に総会を開き、大島理森氏を会長代理に、野田毅、柳沢伯夫、園田博之の各氏を副会長とする新役員を決めるとともに、今後「イスラム圏」「中国」「朝鮮半島」などの分科会を設けて勉強会を開催していくことと若手議員にも参加を呼びかけていくことなどを決めました。
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