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大変な時期を乗り越えて
昨年秋、河野洋平代議士は健康の問題を乗り越え、衆議院議員として最高の役職、議長に就任しました。私達にとって本当に喜ばしい事です。思い起こせば、私がこの職に就いて1年目、外務省機密費の問題で叩かれていて、やっと外務省改革の骨格を作成し、大臣を退任した時には、体調を崩し始めておりました。
その年は夏頃から入退院を繰り返す日々が続きました。政治家が自分の体調に触れる事は勇気が必要であり、何とか要の行事には参加していましたが、誰の目から見ても顔色が悪い事と
声がかすれて元気がない様子は明らかでした。心ない人達は変な噂をしており、「大丈夫です」と言ってはみるものの、実は私も心配でたまりませんでした。
ところが、いよいよ隠す事が困難となりました。恒例で開催している新春幹部総会に出席が出来なくなったのです。中止にするか、入院している事を正直に伝えるかを検討した結果、事実を伝える事になりました。
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それからしばらく経った日の夜、事務所でスタッフが集まり、河野親子が生体肝移植の決断をした旨を伝えられました。衝撃的でしたが、過去の例などを伺い、政治活動を再開するためのステップと伝えられ、親子の絆と前向きな姿勢に感動いたしました。
手術は無事成功し、初めて松本の信州大学病院にお見舞いに行った時、顔色がもどり声のつやが良くなったあの姿は、今でも私の脳裏に焼き付いております。
その後の活動は皆さんご承知と思いますが元気になって議長に就任されましたので、自身が「議員として国益を踏まえて発言することは差し支えないはず。」と語っているように、しっかり言うべき事は言うという姿勢を貫いて、議長の権威の復活を目指して活躍して頂きたいと思います
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(小田原・関野 敏樹) |