『決断ー河野父子の生体肝移植』
来月、体験談を出版



 一昨年の4月16日から17日未明にかけて信州大学付属病院で行われた生体肝移植から丸2年。その後衆議院議長に就任するなど力強い復活を果たした河野洋平代議士が、太郎代議士と共著で体験談を出版します。
 生体肝移植の体験談については各方面から著書刊行の薦めがありましたが、このほど親子共著による『決断ー河野父子の生体肝移植』を5月13日に朝日新聞社から刊行することになりました。(1400円+税)
 河野父子の生体肝移植は(1)多数潜在するC型肝炎対策(2)脳死移植推進の必要(3)高額医療費補助の問題(4)生体移植の臓器提供者保護の問題など様々な問題を私たちに突きつけました。
 脳死移植推進については、日本では7年前に臓器移植法が成立してからたった28件しか実施例がなく、河野太郎代議士のイニシアチブで自民党が2月にまとめた「本人が臓器提供について意思表示をしていなかった脳死患者について、親族の意思により提供するこができるようにする」という改正案についても国会提出のメドが立たないのが実情です。
 最近も河野洋平議長は4月10日に板橋区立文化会館大ホールで開かれた帝京大学医学部付属病院など主催の公開講座や、4月15日の移植医療を考える議連(中山太郎会長)の勉強会などで体験談を積極的に語り、自らの体験を医療制度の充実、特に困難な立場の人への手厚い支援に尽力しようと努めています。