ティールゼ独連邦議長と意見交換
憲法と部隊の海外派遣にも言及


ティールゼ議長と挨拶を交わす河野議長(3月4日)

 河野洋平衆議院議長は3月4日、来日したドイツのティールゼ連邦議会議長(社民党)と衆院内議長応接室で懇談しました。
 昨年9月のアメリカ・シカゴでのG8議長会議ですでに顔を合わせていましたが、ティールゼ議長が「郵政民営化が課題ですか」と尋ねると同席した各党理事から「社会保障制度改革が重要」「いや中国、韓国など近隣諸国との関係」など思い思いに意見が述べられ、テイールゼ議長も「いまドイツの議会でも年金改革で激論がかわされており、次は企業税、法人税がテーマです」と応じるなど活発な意見交換になりました。
 日本の憲法改正論議について関心を示したティールゼ議長が「自衛隊のイラク派遣が憲法との関係で問題になっていると聞いているが、違憲なら憲法を変えるべきではないか」と水を向けると、河野議長は「時の政権は憲法を遵守すべきと思う。現実を憲法に合わせるべきだ」と答えました。
 2月9日に懇談したノルウェーのコスムー国会議長からも「民主主義国家は防衛力を持つべきだが、政治がコントロールできるものでなければならない。国連決議にのっとった国際貢献はしていくべきだ」という発言があるなど、通常であれば形式的なものに終わるかもしれない「衆議院議長への表敬訪問」も、河野議長の下ではひと味違ったものになっています。