河野議長、現行憲法の役割高く評価
「一人の生命も奪わず」は誇るべき実績

 国会の衆参両院は4月25日、憲政記念館で日本国憲法の施行60周年記念式典を共催で行いました。
 河野洋平衆院議長は式辞で「この憲法の下で、わが国は今日の自由で民主的な社会を築き、経済の繁栄を実現してきました」と指摘し、さらに「わが国の部隊が海外において一人たりとも他国の国民の生命を奪うことがなかった平和の歩みは誇って良い実績」と述べ、現行憲法の果たしてきた大きな役割を評価しました。
 さらに河野議長は、憲法改正に関する「国民投票法案」が衆議院を通過した状況(のち成立)などを踏まえ「憲法のあり方は国家の命運を左右するものであり、現在行われている憲法についての議論も、引き続き、幅広い視野に立ち、また謙虚に歴史に学ぶ心を持って行われることを望む」と述べました。
 式典に先立ち河野議長と扇参院議長は、来賓として出席し祝辞を述べた安倍首相、島田最高裁長官とともに小雨の中、ハンカチの木を記念植樹しました。